"Rumanía es un país latino" reunión para hablar ruidosamente en el [final] todo el mundo
2012/09/08
今回で3回目を迎えた「みんなで わいわい 話す会」。外国出身の人たちの母国での暮らしぶりや親しんできた文化などについて聞き、また参加者も質問をすることで、その国の真の姿を垣間みることのできる、スピーカーと聞き手が文字通りわいわい話すイベントです。1回目は中国の方々、2回目はミャンマーの方とのお話を楽しみました。
そして今回は、ルーマニア出身の方とお話します。ゲストスピーカーは、YOCCAにほん語教室で現在勉強中のルーマニア正教神父、Nicodim Alexandru(ニコディム)さんです。
ニコディムさんは2008年に来日、静岡県伊東市で日本語の勉強を始めました。その翌年に千葉市若葉区に移り、現在に至ります。宗教活動のかたわら、四街道市内にある特別養護老人ホーム「あすみの丘」でボランティアをしています。
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「ルーマニアってどんな国?」ということで、過去にNHKで放送されたルーマニアの特集番組を参加者にご覧いただくことからスタートしました。番組では、主にモルドバ地方の修道院を中心とした人々の暮らしや、宗教画(フレスコ画)を修復する人たちの取り組みが映し出され、随所にルーマニアの歴史が織り交ぜられていました。時々ニコディムさんがビデオを止め、勉強中の日本語で解説を加えました。
そしてニコディムさんは、今でも素朴な暮らしを続けるルーマニアの村々の人たちの暮らしぶりを、用意した写真を使ってお話しました。今もなお藁葺き屋根の家に住み、羊の皮などで作った服を着て、馬車で移動し、洗濯機を使わずに洗濯をするそうです。
また、この会のテーマ「ルーマニアはラテンの国」の理由として、ニコディムさんは非常に分かりやすい例を挙げてくれました。他のラテン諸国の言葉(イタリア語・フランス語・スペイン語など)とルーマニア語がいかに似ているかを示して下さったのです。
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ニコディムさん曰く「他のラテン諸国の言葉は、話すことは出来ませんが、ある程度分かります」とのことです。
そしてニコディムさんの話は佳境に入ります。「吸血鬼ドラキュラ」です。皆さんもご存知のドラキュラ、実はルーマニア発祥であることは、あまり知られていないかもしれません。
フィクションとしてのドラキュラは、1897年にアイルランド人作家のブラム・ストーカーが書いた恐怖小説『ドラキュラ』が元になっています。そのドラキュラのモデルとなったのが、ワラキア公ヴラド3世(1431〜1476)です。ヴラド3世は当時の世界の覇者だったオスマン・トルコとの戦いの中で、ハンガリーの牢獄に入れられます。そこで飢えをしのぐためにネズミを捕らえて食べたのが、吸血鬼のイメージにつながったそうです。
反逆者に対しては身分問わず「串刺し」の刑に処すなど、残虐なイメージが強いヴラド3世ですが、ニコディムさんなど現代のルーマニア人にとっては「オスマン・トルコから祖国を守った王」として英雄視されているとのことです。
一方でルーマニアの”ヒロイン”は、日本でも有名な元体操選手、ナディア・コマネチさんです!
最後にニコディムさんが、特別養護老人ホーム「あすみの丘」でのボランティアにについてお話してくださいました。今は週1回、食事の配膳や入浴のお手伝いなどをされています。「あすみの丘」は民間施設ですが、ルーマニアでは民間でそのような施設は無く、もし人々がお年寄りの問題に直面した際は、ルーマニアでは教会に行くそうです。教会付属の施設に預けられ、その施設は信者からの寄付により運営されているとのこと。
またルーマニアには孤児もおり、彼らのための施設も教会により運営されているとのことですが、残念ながらサービスは十分とは言えないそうです。
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