【終了】四街道市に住む外國人のための防災訓練
2013/02/26
2月9日(土)四街道市文化センターにて「四街道市に住む外国人のための防災訓練」が行われました。この事業は、東京に本部を置く「難民支援協会」(略称JAR=Japan Association for Refugees)が主催、当会共催の下に実施されました。中国やウガンダ、エストニア、日本国籍の約30名が参加。そしてYOCCA側からネイティブスピーカー含む英語と中国語の通訳を用意し、万全の体勢で臨みました。
震災直後から宮城県に住み込みで災害支援を続けてきた渡辺日出夫先生(NPO法人 ADRA Japan)を講師に迎え、平易な日本語と英語とで書かれたテキストを使っての講義を行いました。
「地震発生後は3日間は食べ物や飲み物が来ないと思われるので、自宅の備蓄品でまかなう」「避難時に家を出る時は、電気のブレーカーを落とし、水道・ガスの元栓を閉める」「状況が落ち着いたら、困っている人の手助けをする」 など、大地震が起きた時にどのように行動すべきかを教えていただきました。また渡辺先生からは、日頃から自宅で備蓄すべきものを教えていただきました。
そしてグループワーク。四街道市の広域地図と市内中心部の地図を用意し、自分が住んでいる場所や職場の最寄りの避難所を複数探しました。在那之後、あらゆる状況を想定した避難所への行き方も共に考えました。
また、みんなで話し合いながら、テキストに付いている「防災メモ」(写真左上)に必要事項を記入しました。
そして難民支援協会の日本語指導担当である内田雅先生より「緊急時に備えて覚えておくべき日本語」を教えていただきました。ただ言葉を教えてもらうだけでなく、外国出身の人たちにも繰り返し口にしてもらったり、他の類似語も教えていただきました。
最後に質疑応答。「自宅から一番近い避難所でなければ受け入れてもらえないか」などの質問から「地震はいつ起きるのか?」という質問まで様々でしたが、講師の方々は丁寧にお答えし、通訳がそれらを訳して伝えていきました。
<参加した外国人のご感想>
「災害時にどこに行けば良いのかが分かったので、とても役立ちました」
「今まで知らなかったことを教えて下さったので、私の周りの人にも伝えたいと思います」
「3.11の時は家族が離ればなれだったので大変だった。でも今日のレクチャーで、特に電話回線が緊急時には通常時の20%しか一般に割り当てられないことを知った(残り80%は伝言ダイヤルなどに割当)ので、対策を取れると思います」
本当にいつ起こるか分からない大地震。私たち国際交流協会(YOCCA)も、日本人・外国人市民問わずこの場で学んだことを、皆様にお伝えして参りたく思います。
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