"Meeting to talk noisily together" [end] 5th
2013/07/07
四街道市内外に住む外国人のお話を聞き、それについて意見交換をし合う「みんなでわいわい話す会」。これまでにミャンマーやルーマニア、オーストラリア出身の方々のお話をお聞きしてきましたが、今回は北アフリカのモロッコ出身の方のお話を伺いました(6月22日 於 地域福祉センター 会議室1)。
the guest speaker、ベンナラル・ハフィダさん(Mrs. Benallal Hafida)。モロッコ第3の都市マラケシュのご出身で3年前に来日。現在は千葉市内にお住まいです。
内容は大きく分けて2つ。「ラマダン(断食を行う月)」と「ファッション」でした。
まずはイスラム教、特にラマダンについて。ラマダンとは、イスラム暦(ヒジュラ暦)の第9月で、この月の間は日の出から日没までの間、一切の飲食を絶ちます。日本人にとっては想像を絶するこの習慣ですが、ハフィダさんによれば、断食は以下のものを促進するのだそうです。
・食物を大事にしようと思う気持ち。
・食べられない人の気持ちを理解すること。
・我慢することの大切さを感じること。
そして女性には欠かせない、ファッションの話題。「カフタン」というイスラム女性の服装ですが、ご覧下さい、YOCCAスタッフの晴れ姿!
ブルーの衣装は普段着、レースのベルト付のグリーンの衣装は礼装用とのことです。まるでモデルさんのようですね!
ハフィダさん曰く「モロッコはオープンな付き合いだけど、日本は少し違うと感じました。特に日本ではハグする習慣がないので、最初はとまどいました」とのこと。地理的にも文化的にも、やはり遠いモロッコと日本ですが、もう一人のゲスト、アミン君のこの満面の笑顔を見れば、そんな壁は一気に吹き飛んでしまいそうです。
わいわい話しながら違いを紐解けば、それはやがて”相互理解”につながります。このような試みを、これからも続けていきたいと思います。
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