【終了】 「日本茶道のお話」~日本茶道と数寄屋造り~
2016/03/06
「日本茶道と数寄屋造り」~武家社会と茶室風の建築様式~が、2月20日(土)、四街道市総合福祉センター3階会議室1にて開催されました。
講師は式正織部流宗匠:松本瑞勝先生。式正織部流は千葉県指定無形文化財です。 数寄屋造りの数寄(すき)は物好きという意味で、茶の湯などの風流や風雅に心を寄せることです。
茶室の基本は、足利義政の書斎であった銀閣寺の東求堂(とうぐどう)4畳半です。草庵は4畳半より小さく、書院は4畳半より大きく造られ、書院の柱の材料や太さは同じものが良いという事です。
法隆寺の瓦の釘に使用された2本の釘を持ってきて下さり、当時は1本の釘打ちに半日かかり1300年も持ちこたえられた事。会席と懐石の違い。南禅寺や三井宗家、表千家の残月亭、毛利家の茶室をスライドで丁寧に説明して頂き、日本建築の神髄は見えないところに技術があることが良く理解できました。
台湾出身の参加者が手作りのお菓子、松本先生からは抹茶の提供があり、参加された方達はお点前の体験もでき盛況でした。
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